偏差値について:基本知識と、目標校選びについて

日頃、塾のテストなどでよく目にする偏差値
この記事では、偏差値の意味や見方について解説していきます。
上手に偏差値を活用して、目標校選びをしていきましょう!

偏差値ってどんなもの?

偏差値とは「集団の中での成績が、平均から見てどれだけ上下に離れているかを表す数値」です。
たとえば、100点満点のテストで50点を取ったら、半分しか取れなかったと思うかもしれません。
しかし、平均点が30点であれば、平均点より20点も高いことになります。

点数だけを見ても、自分が平均よりも上なのか下なのか分かりませんが、
偏差値を使うことで自分の立ち位置を知ることができるのです。

難しい説明は省きますが、偏差値は下のような山形のグラフになります。

平均点が偏差値50となるため、「偏差値50の人」がもっとも多くなります。
偏差値50から離れていくと、割合が減っていきます。

実際に偏差値を求める際には、平均点以外に「標準偏差」という、
受験者の得点のばらつき具合を数値にしたものも必要ですが、
皆さんが実際に手作業で偏差値を求める必要はありませんので、詳しい計算式は省きます。

偏差値50が真ん中の成績ということを理解したところで、
それでは偏差値60は、全体から見ると上位何%くらいなのでしょうか?
正解は約16%、およそ6人に1人。
40人クラスで考えると、上から6番目の成績と考えてください。
ちなみに偏差値70になると、上位2.3%。なんと44人に1人です。

目標校選びについて

高校受験の志望校選びにあたっては、偏差値以外にも下記について考えてみましょう。

   ・通学時間はどのくらい?
   ・やりたい部活ができるか?
   ・学びたい学科やコースがあるか?
   ・校風はどうか?(制服の有無、校則の厳しさなど)

高校によって、雰囲気はさまざまです。
その高校に通っている先輩から話を聞いたり、
文化祭やオープンスクールなどの機会に直接足を運んでみましょう。
自分が実際にその学校に3年間通い、勉強したり、
仲間と学校行事に取り組んだりすることを想像してみてください。

そうすることで勉強意欲も湧き、成績アップにつながるでしょう。
もちろん、高校受験までの残り時間によっても目標校の選び方は変わってきます。
目標校は願書を提出するまで変更なので、
迷ったり悩んだりした時にはいつでも池尻大橋教室にご相談ください。
あなたにとっての目標校をいっしょに考えていきましょう。

お気軽に城南コベッツ池尻大橋教室(0120-998-525)までお問い合わせください。